PGT-A(着床前胚染色体異数性検査)

PGT-A(着床前胚染色体異数性検査)

PGTA顕微鏡写真
PGT-Aは、体外受精により得られた受精卵を子宮に戻す前に行う検査で、受精卵の染色体に数的異常がないかどうか確認してから胚移植をすることが可能です。数的異常がない受精卵を移植することにより、流産を減らし、妊娠率や出生率が高くなることが期待できます。
当院は2019年12月26日付で日本産科婦人科学会より「PGT-A(着床前胚染色体異数性検査)の有用性を検討する多施設共同研究」への参加が承認され、これまで多くの患者様に検査を実施してきましたが、2022年8月31日でこの臨床研究が終了し、2022年9月からは日本産科婦人科学会「着床前診断に関する見解/細則」(2022年1月9日改訂)に基づき実施することとなりました。

PGT-Aを受けられる患者様の条件は、

  •     ▶反復体外受精不成功:過去の胚移植で2回以上臨床妊娠が成立していない方
  •     ▶習慣流産(反復流産):過去に2回以上の臨床的流産がある方
  •     ▶均衡型染色体構造異常:ご夫婦いずれかに生殖に影響する染色体構造異常をもつ方
上記に適応する患者様です。

【特別臨床研究の参加条件からの変更点】
反復体外受精不成功:「直近の胚移植で2回以上連続して臨床妊娠が成立していない」から「過去の胚移植で2回以上臨床妊娠が成立していない」に変更されました。
習慣流産(反復流産):子宮形態、抗リン脂質抗体症候群、ご夫婦の染色体検査が必須ではなくなりました。

適応基準の詳細・費用等についてはご来院の上、個別にご説明のお時間を設けさせていただきます。 患者様の妊娠率の向上や流産率の低下を目指し、スタッフ一同精一杯お手伝いさせていただきたいと思います。 PGT-Aをご希望される患者様は当院までご相談ください。
なお、PGT-Aは現在のところ保険適用となっていませんので、PGT-Aを実施する場合は、採卵から移植まで自費診療となります。
 

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